更新日: 2018.03.16 21:08
ポルシェカレラカップ ジャパン 2018オフィシャルテストレポート
プレスインフォメーション 2018年3月16日
18シーズン目を迎える国内最高峰のワンメイクレース
ポルシェ カレラカップ ジャパン2018 オフィシャルテストを実施
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2018シーズンのオフィシャルテストを、3月13日(火)、14日(水)の2日間にわたって富士スピードウェイ(静岡県)で開催いたしました。
ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は、世界各地で開催されているカレラカップシリーズの一つとして2001年に日本でもスタートし、今年で18年目のシーズンを迎えたワンメイクレースの最高峰である。2018シーズンは、4月7~8日に岡山国際サーキット(岡山県)で幕を開け(第1-2戦)、10月までの6カ月間で6イベント全11戦が開催される。クラス区分は2017シーズン同様、全ドライバーが対象のオーバーオール(総合順位)によるシリーズチャンピオン争いと、オーバーオールの中でアマチュアドライバー同士が覇を目指す「ジェントルマンクラス」による戦いで構成される。今シーズンのエントリーは全22台(うちジェントルマンクラス登録は16台予定)だが、今回のオフィシャルテストには18台が挑み、1日2セッションの2日間計4セッションを走行した。
なお、今季のPCCJを戦うマシンは、新たに導入されたタイプ991 第2世代のニュー911 GT3 Cup。リアに搭載された水平対向6気筒 エンジンは 3.8リッターから4 リッターへ変更され、最高出力が460psから 485psへアップし、ダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)の採用により効率性も大幅に向上した。さらにアンチロック・ブレーキシステム(ABS)を採用するなど、安全面も含めた大きな進化を遂げている。ニューマシン導入初年度となる今シーズン、果たしてどのような戦いが繰り広げられるのか注目される。
3月13日(火) セッション1(13時15分~13時55分)
天候:晴れ 路面:ドライ 気温13度 路面温度22度
好天に恵まれた富士スピードウェイには、今シーズンのPCCJに参戦するカレラカップパイロットが集結。午前中はレギュレーションの変更点やニュー911 GT3 Cupの変更点について、オリエンテーションやコクピットドリルを実施。そして13時15分にセッション1がスタートするが、これがニューマシンのシェイクダウンというドライバーも多く、まずは各車ともマシンの感触を確認しながら周回を重ねていく。とくに念入りにチェックしていたのがブレーキングポイント。ABSが導入されたため、各コーナーの攻め方を各車とも試行錯誤で繰り返すが、まだ初日ということもあり納得いく走りはできていないドライバーが多かったようだ。