#19 片山は、12周目に#7 星野を、13周目に#18 上村をパスしてついにトップに立ち、PCCJデビューレースで見事に初優勝を飾る。

「スターティンググリッドでチームスタッフが、スリックタイヤで行けると判断してくれたことが今日の勝因だと思います。序盤は路面が濡れていたため厳しかったですが、レース中盤からはプッシュしていくことができました。今日は岡山の神様が自分に微笑んでくれたのかなと思いますが、チームスタッフ、自分を応援してくれている人たちのお陰だと思っています」と、#19 片山は喜びを語る。

 2位の#17 上村は、「厳しい条件下でのレースでしたが、自分としては持てる力を出し切れたと思います」とレースを振り返る。この結果、PCCJジュニアプログラムドライバーがワン・ツー・フィニッシュを飾った。3位の#7 星野は「今日は自分の誕生日なので、表彰台獲得が自分へのお祝いになったと思います」と語った。

鈴木宏和
鈴木宏和

 ジェントルマンクラスは、今シーズン初参戦の#20 鈴木宏和がクラス・ポール・トゥ・フィニッシュを決めて初優勝を飾った。「ウェットコンディションから徐々に乾き出す難しい状況でのレースでしたが、ミスを犯さないようにゴールを目指したことで結果を残せて嬉しいです」と、初優勝の喜びを語る。

PCCJ第1戦ジェントルマンクラス表彰台
PCCJ第1戦ジェントルマンクラス表彰台

 予選クラス7位からベテランらしいレース運びで2位を獲得した#2 田島剛は、「レースを楽しみながら、2位という結果も出せたので良かったです」と振り返る。一方、3位の#98 IKARIは「予選クラス2位だったので、ポジションを落としてしまったのは悔しいですね」と語る。4位には#36 SKY Chen、5位には#58 山口智英が入賞した。

 PCCJ第2戦の決勝レース(15周)は4月8日(日)午前11時35分からスタートを予定する。スターティンググリッドは第1戦と同じく、ポールポジションは#18 上村、2番手は#78 近藤、3番手は#9 武井。ジェントルマンクラスは#20 鈴木がポールポジション、2番手は#3 TAKASHI HATA、3番手は#32 永井秀貴というオーダーとなっている。

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