「今週末のF3もてぎ戦は出場を断念することになりました。チャンピオンシップを考えると、この2戦を走れないことは絶望的で、苦渋の決断ですが、身体を第一に考えた決断です。またスーパーGT鈴鹿1000kmに向けても、レース前にもう一度精密検査を受けて、出場できるかを判断することになります」と千代は自身のブログに綴った。
「そのためチームとしては、サードドライバーを登録することになりました。こちらもチャンピオンシップのかかった大事な一戦ですので、なんとしても出場できるように、現在、回復を促進させる先進医療と、栄養管理を徹底して、今考えられる最善の方法を尽くして頑張っています」
「もともとあきらめの悪い性格ですので、1パーセントでも望みがある限り、最後の最後まで絶対に諦めずに、今できることを最大限やっていくつもりです。最後に、沢山の応援と励ましのメッセージをいただき、ありがとうございました。しばらくご心配おかけしますが、僕自身は至って元気ですので、ご安心下さい!!」
千代の代役を務める高星は、今季B-MAX Racing Team with NDDPの21号車をドライブし、第4ラウンドの鈴鹿で連勝を飾っている。F3では代役として申し分ないが、GT500ではレースを戦った経験はない。
まずは千代の一刻も早い回復を願いたいところだ。

