更新日: 2018.06.20 14:07
ポルシェカレラカップ ジャパン2018 第7・8戦富士 プレビュー
ポルシェカレラカップ ジャパン 2018 第7・8戦プレビュー
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)とポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップ ジャパン 2018シリーズ第7・8戦を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2018年6月16日(土)、17日(日)に開催いたします。
今シーズン2回目の開催となる富士スピードウェイは全長4.563㎞で、約1.5㎞のメインストレート、タイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせた国際サーキット。ニュー911 GT3 Cupによる富士での初レースとなった第3・4戦は、決勝レースでコースレコードを上回るファステストタイムが刻まれるなど高速バトルが展開された。
その中でも注目されたのが、アンチロック・ブレーキシステム(ABS)採用で従来よりも深くなった第1コーナーのブレーキポイント。最終コーナーを立ち上がったニュー911 GT3 Cupは、メインストレートで最高速を記録するとフルブレーキングで第1コーナーへ進入していくが、このブレーキング勝負がレースの行方を左右する。
そしてテクニカルセクションとなるコース後半は、マシンコントロールが勝負のポイントとなるため、ドライビングテクニックをじっくり堪能することができる。なお今回は『ザ・ワンメイク祭り2018富士』において開催される。
第7・8戦の富士大会はシリーズ全11戦の終盤戦を迎え、2018年PCCJチャンピオン争いで重要なレースとなってくる。第6戦終了時までの勝者を振り返って見ると、2016年のPCCJシリーズチャンピオンである#78 近藤翼が3勝、PCCJジュニアプログラムドライバーである#18 上村優太が2勝、同じくPCCJジュニアプログラムドライバーの#19 片山義章が1勝となっている。
ポイントランキングトップは110点の#78 近藤で、98点の#18 上村が12点差で追いかけているため、残りレース数を考えると#18 上村は#78 近藤より前でフィニッシュすることが王者奪取の条件と言えるだろう。