OIRC team YTB
2018PCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)
第7戦、第8戦富士スピードウェイ レースレポート
#19
ドライバー:片山義章ポルシェ ジャパン ジュニア
生年月日:1993年11月13日
身長:168cm
体重:65kg
血液型:O型
OIRC team YTBポルシェカレラカップ速報(第7、8戦 富士スピードウェイ)
「いるべき場所に帰ってきた」
2018後半戦に突入したPCCJ(ポルシェカレラカップ ジャパン)。梅雨空の肌寒い天気ながら『ザ・ワンメイク祭り2018富士』として開催されたレースは、PCCA(ポルシェカレラカップ アジア)、インタープロト、KYOJO(競争女子)などバラエティ溢れる“祭り”にふさわしいイベントとなった。新たなチームエンジニア、マットを迎えた#19片山義章は、自信を持って土曜日の予選に臨んだ。
【予戦 エンジニアの経験がチームを強くする】
練習走行では、マシンのバランスが悪くセッティングが進まないまま赤旗終了となるも、予選に向けてチームはマットエンジニアを中心にセットアップを行い片山義章は自信を持ってマシンに乗り込んだ。車のフィーリングは良く自己最高位となる予選3位を獲得した。
【第7戦 得意のスタートが決まらず接触するも表彰台に!】
Rd.7:予選:2位 決勝:3位
迎えた決勝レースは、ポールポジションの#19上村優太がペナルティを受けたことによりポジションを上げフロントロー2位から得意のスタートに期待が高まるも、スタートを決めた#78近藤翼が抜け出し、#19上村にも先行を許してしまう。
#9武井真司とはサイドバイサイドとなるも、1コーナーへの先頭争いで#78近藤は背後に迫る#19上村を牽制するが、インを空けてしまう。#19片山義章はそこを逃さず#78近藤のインを突いたが、2台は接触しアウトへと膨らみ#19上村に先頭を空け渡すことになる。
#19片山は#78近藤の前には出るもののマシンは接触した左前輪のバランスを崩し右へのコーナリングに苦しむ展開となった。1.5kmにも及ぶ長い富士のストレートへと入る最終コーナーは右回り、スピードを十分に乗せることができず、7週目の1コーナーで#78近藤にかわされるとふたたび抜き返すことはできず3位でのフィニッシュとなった。それでも開幕戦以来の表彰台でプライドを取り戻した#19片山は第8戦のレースにも期待をみせた。
【片山義章コメント】
「練習走行では、セットアップを詰められないまま赤旗終了となってしまったのですが、新たにチームに加わったマットは、ポルシェの経験が豊かで、予選に向けてマシンを仕上げてくれました。クルマはとても快調で予選での自己最高3位を取ることができました」
「決勝はスタートを決めることができず、直ぐに#18上村選手に抜かされてしまいましたが、トップの#78近藤選手の背後に並んだ2台のインが開いたので入ったのですが、#78近藤選手に接触してしまい左前輪のバランスが崩れて右コーナーが厳しくなり7周目のストレートで抜かされてしまいました。ただ、開幕戦以来の表彰台で『いるべき場所に帰って来たな』と思えたので次戦も自信を持って挑みます」
