更新日: 2018.07.30 11:41
ポルシェカレラカップ ジャパン2018 第9・10戦富士 プレビュー
ポルシェカレラカップ ジャパン 2018 第9・10戦プレビュー
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)とポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップ ジャパン2018シリーズ第9・10戦を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2018年8月4日(土)、5日(日)に開催いたします。
今シーズンも熱き戦いが繰り広げられているPCCJは、前回の第7・8戦(6月16~17日)から約2カ月ぶりに富士スピードウェイで開催される。今年3回目のPCCJの舞台となる富士スピードウェイは、全長4.563㎞の国際サーキットで、約1.5㎞のメインストレートとタイトなコーナーが連続するテクニカルセクションを持ち合わせている。
新たに導入されたニュー911 GT3 Cupは、アンチロック・ブレーキシステム(ABS)が採用されたことにより、各コーナーでのブレーキポイントが従来よりも深くなっているのがポイント。なかでも見所となっているのが、最終コーナーを立ち上がりメインストレートで最高速を記録したニュー911 GT3 Cupが、フルブレーキングで第1コーナーへ進入していくシーン。
レース中のブレーキング勝負は迫力満点となっている。そしてニューカップカーが導入されたPCCJは、ここまで開催された岡山国際サーキット、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイとすべてのサーキットでニューコースレコードが樹立されている。
2018シリーズのPCCJは全11戦で競われているため、今回の第9・10戦は最終戦前のチャンピオン争いを左右する重要なレースとなる。第8戦までを振り返ると、開幕戦は見事なタイヤ戦略でPCCJジュニアプログラムドライバーの#19 片山義章が初参戦初優勝を飾り、第2戦以降はPCCJジュニアプログラムドライバーの#18 上村優太と2016年のPCCJシリーズチャンピオンである#78 近藤翼が激しい優勝争いを展開。
その結果、#78 近藤が4勝、#18 上村が3勝をマークして、#78 近藤が158点でポイントランキングトップに立ち、#18 上村が12点差の146点で追いかけている。とくに#78 近藤は、前回の富士でポルシェカレラカップ アジア(PCCA)と共催で行われたエキシビジョンレースも制して自信を高めているだけに、#18 上村は手強いライバルに勝負を挑むことになる。