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投稿日: 2018.08.22 11:33
更新日: 2018.08.22 14:38

OIRC team YTB 全日本F3選手権第5ラウンドもてぎ レースレポート


国内レース他 | OIRC team YTB 全日本F3選手権第5ラウンドもてぎ レースレポート

●十数周に渡りポジションを守れた経験は大きい

第12戦 予選:6番手 決勝:5位
 石浦宏明選手の今季初優勝し興奮覚めやらぬスーパーフォーミュラ 第5戦の余韻が残るツインリンクもてぎ。強い西日がホームストレートに差し込むなか、第10戦のリザルトが予選順位となるレースで#8片山は前戦でクラッシュしたマシンを修復し、3列目6位からのスタートとなった。
 
 マシンの感触を確かめるようにスタートした#8片山は6位を守って1コーナーへと入って行く、3コーナーへと侵入すると#2坂口がバランスを崩し、5位へと浮上し2周目に入ると背後に迫る#2坂口がまたもや3コーナーでスピンし、大きく順位を下げた。

 #8片山は3位争いをする#93大湯、#1金丸の表彰台争いに加わることができず離されて行く。3周目から5位争いの先頭となった#8片山は、#14根本、#35河野を従えメルセデスエンジン勢で隊列組んで10周目まで並走、後ろを見ながらの苦しい展開のなか、11周目に#35河野が#14根本を捉え6位に7位に落ちた#14根本の背後にはなんと第10戦でリタイアし最後尾からスタートした#12笹原が追いついて来る。

 15周目に#12笹原が#14根本を捉え7位に上がると5位を争う#8片山、#35河野にジワリジワリと近づき19周目には3台三つ巴の戦いへと進みファイナルラップへ、#12笹原は#35河野に仕掛けるも20周で行われたレースでバトルするだけのタイヤは残っておらずそのままの順位でゴール、#8片山は5位2ポイント獲得。
 
 17周に渡り5位争いをした#35河野は「僕と片山選手の速い所と遅い所が違っていて、後ろに付いても抜くまでには至らず20周のレースでタイヤもギリギリでチャンスはなかったですね」と語った。
 
 優勝は#36坪井がポールポジションから譲ることなく週末の3レースすべてをポール・トゥ・ウイン・フルマークで締めくくった。

片山義章コメント

「スタートは、前のレースより路面グリップが上がっていたので、それを計算して少しやり方を変えようかな? と思いつつも『真面目にスタートするぞ!』って(笑)そしたらみんなも真面目に? 無難なスタートしてそのままの順位で1コーナーを抜けて行きました」

「3~4コーナーに入って晴南くんがバランスを崩して膨らんだので前に出て5位に上がりました。2周目に入って僕も3~4コーナーでバランスが崩れてグラッとしちゃって、後ろ見たら晴南くんがスピンしていて、『あれ?なんかやっちゃったかな(苦笑)』」

「その後もリヤがフラフラで攻めることができず金丸くんを追いかけることができませんでした。周回数が多いレースで根本くんと河野くんに抜かれないようにするのが精一杯でした。ラスト数周でミラーに右京くんが見えた時は『あぁ右京が来たら嫌だなぁ』って思いましたよ」

「とにかくこのレースの僕は遅かったのでとにかくミスをしないように車の状態把握と無線のリチャードからのアドバイスを聞きながら苦しいのは僕だけじゃないって最後まで集中して走りました」

次戦岡山に向けて

「次戦はホームコースの岡山です。前回のレースでは悔しい思いをしましたが一番練習してきたコースですし次回はなんとしても表彰台に立ちたいです。いや立ちますので、みなさん応援よろしくお願いします。頑張ります!」


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