更新日: 2018.08.23 10:29
三浦愛 全日本F3選手権第5ラウンドもてぎ レースレポート
2018 年8月19日(日) 晴れ
全日本F3選手権第12戦
ツインリンクもてぎ/ 4.801379km
参加台数15台
#3 三浦愛 決勝結果 11位 /35分56秒713
今ラウンド3戦目となる第12戦決勝は、前日の第10戦と同じ時間帯の午後4時35分より20周で行われた。
今回のラウンドは1コーナーまでの距離が短いもてぎということで、後方スタートからではポジショニングが難しいことは前の2戦を振り返れば明らか。三浦選手は第12戦でも良い蹴り出しをみせたが、すべてのマシンがここで順位浮上を狙う混乱のなかでジャンプアップはまたもならなかった。
その後も中団以降の順位争いは激しく、三浦選手はオープニングラップこそ9位と1ポジションアップで通過するも、2周目には再び10位へ。順位はここで一旦落ち着き、この後の挽回に期待がかかった。三浦選手のペースは今回、抜きんでた速さこそないものの前の数台と遜色のないレベルで安定しており、20周と長いレースだけにチャンスは充分あるものと思われた。
しかし中盤の10周目にバトルでペースを落とした2台と1秒差内に近づくことに成功するも、同時に後続にも追いつかれることになり11周目に11位へと後退。このあたりから若干ペースも落ち始めた。そんななか、ここまで苦手としてきたレース終盤、三浦選手は再び前と1秒差内に近づき10位復帰の可能性を見せる。
結局もてぎということで決め手を欠き11位のままフィニッシュすることとなったが、苦手な長丁場のレース終盤でこれまでにはなかった安定感を見せた。
■三浦愛選手コメント
「今回もオープニングラップはコース上が混乱し、コーナーでは詰まるのに抜けなくて順位を上げられませんでした。でもその後はユーズドだったにもかかわらず、スーパーフォーミュラの後ということを想定して合わせ込んだセットアップが良く昨日の不具合も改善できていたので、クルマのバランスは良かった。」
「今週末で一番良い状態で安定して走ることができました。予選の運び方はじめレース中にも小さなミスが多かったなど、反省点はまだ多くありますが、このレースで今までとは違う光が見えたのは確かです。次の岡山は得意なサーキットでもあるので、予選をうまくまとめて3戦ともに入賞が争えるよう頑張ります」