更新日: 2018.09.11 18:19
ブリヂストン 2018全日本カート選手権OKシリーズ第7戦/第8戦SUGO レースレポート
2018オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第7戦
BS装着勢の宮下源都が粘り強く走り8位入賞!
開催場所:スポーツランドSUGO 西コース
開催日:2018年9月8日(土)~9月9日(日)
2018オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第7戦/第8戦が9月8~9日の2日間、宮城県・スポーツランドSUGO西コースで開催された。
今大会からシリーズもいよいよ後半戦へ突入。シリーズチャンピオン獲得へ向けラストスパートとなる。週末の天気予報は雨と出ていたが、土曜日午後は雨も上がり、路面コンディションも回復していった。
午後に行われたタイムトライアル。2グループに分かれてのアタックとなったが、やはり後から出走するBグループの方が路面コンディションがいい。総合トップはBグループの名取鉄平(Team Birel ART、BirelART/IAME/BS)、2位に野中誠太(ALJ Super Winforce RT、SWF/IAME/BS)が続き、BS装着勢がフロントロウを占める。
<予選>
続いて行われた予選ヒートも名取(BS)と野中(BS)がトップ2でレースを引っ張っていく。後方からは、タイムトライアルでAグループだったドライバーたちが順位を挽回していく。3周目にトップに出た野中は、その後は名取も引き離し独走。名取が単独2番手、その後方に最終盤に3番手まで上がった佐々木大樹(TONYKART RTJ、TONYKART/VORTEX/BS)が続き、そのままの順位でチェッカーとなった。
<決勝>
28周の決勝ヒート。日曜日は朝から弱いながらも雨が降り続き、路面はウェットコンディション。BSは2パターンのレインタイヤを用意してウェットに臨んだ。
レースは、序盤から三村壮太郎(CrocPromotion、CrocPromotion/TM/YH)がトップに出ると独走。BS装着勢は路面コンディションとのマッチングに苦しみ、ペースを上げられない。
そのなかで粘り強い走りを見せたのが宮下源都(TONYKART RTJ、TONYKART/VORTEX/BS)。路面コンディションに苦戦しながらも食らいつき、8位でフィニッシュとなった。
●宮下源都/BS最上位ドライバーのコメント
「タイヤが路面コンディションに合わず、終始グリップ感が足りない感じでした。タレなどは問題なかったので、最後まで粘って走ることができました。もう少し、水の量が少ないほうがマッチングがいいと思います。午後のレースでも全力を尽くしたいと思っています」