ThreeBond Racing プレスリリース

第14戦決勝

 9月9日(日)は朝から雨が降り、コースはヘビーウエットコンディションとなった。審査委員会は悪天候を考慮し25周のレースを18周に短縮して開催することを決めたが、スタート時刻になっても雨は弱まらず、セーフティカースタートとなった。
 
 3周のセーフティカーランの後、グリーンフラッグが振られレースが始まった。コンディションの悪いなかで順位を入れ替えるには、グリーンフラッグ後の1コーナーしかないと笹原は判断し、先頭を走る#36坪井選手に迫った。しかし順位を入れ替えることはできず、2番手につけてレースを続けた。
 
 走行するとタイヤから高く水しぶきが上がる状況のなか、笹原はじりじりと#36坪井選手に引き離されていったが、後続の#37宮田選手との間隔も少しずつ開き、水しぶきの中で単独走行することになった。
 
 レース終盤、雨はさらに強まり、モスSコーナー近辺の路面には川が流れてハイドロプレーニングが発生、笹原は水に乗ってコントロールを失うマシンを押さえ込んで走行を続けた。その後、コースコンディションが悪化したとして16周終了の段階でふたたびセーフティカーがコースイン。レースは先導走行のまま2周してフィニッシュを迎え、笹原は2位入賞を果たした。
 
 第13戦で4位。第14戦で2位に入賞した笹原は、それぞれ3点、7点のシリーズポイントを獲得、ポイント通算36とし、ドライバーランキングでは3ポイント差の4番手へ進出し、チームランキング3番手を守った。
 
 なお、日曜日夕方に予定されていた第9戦代替戦は、悪天候のため第6大会における開催は中止となった。

第14戦で2位表彰台を獲得した笹原右京(ThreeBond Racing)
第14戦で2位表彰台を獲得した笹原右京(ThreeBond Racing)

ドライバーコメント

「予選は、ドライコンディションだった前日と大幅に変更したセッティングで攻めましたが、思った以上にドライブしやすくなった結果、タイムが出て2戦連続でフロントロウに並べました」

「ただ、第13戦の決勝ではタイヤの内圧が上がりすぎてグリップしなくなり非常に苦しいレースになってしまいました。第14戦は第13戦を参考にセッティングを変えて、対策がうまくいったのですが、雨で路面コンディションが悪くなりすぎ、前を攻めることができないままレースが終わりました」

「次戦はSUGOラウンドとなりますが、フロントロウスタート、連続表彰台目指し頑張ります」

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