走行では、各自のラップタイムは僅差で、場面によっては100分の1~2秒差でファステストラップを塗り替えるなど、近年まれに見る大接戦が繰り広げられ、講師陣をうならせたという。
選考結果については、中嶋校長と各講師陣による長い協議が行われ、選考会初回からの走りも考慮した結果、大湯が首席、笹原が次席で卒業。HFDPのスカラシップを獲得した。
首席に選ばれた大湯は「この1年SRSで学んだことはレース人生において何より財産となり、大きく成長させてくれました。最終選考会は自分のミスが多く課題が残りましたが、首席として評価して頂いたことは素直に嬉しいです」と喜びのコメント。
次席となった笹原も「海外の経験はありましたが、国内でフォーミュラカーに乗ること自体が初めて。正直、首席になれなかったことは悔しいですが、HFDPのドライバーとして活動していくこととなり、改めて気を引き締めて、精一杯結果でお返ししたいと思っています」と意気込んだ。

