翌27日午前に行われた第2戦決勝は前日の夜に降った雨の影響でコースの一部が濡れている難しいコンディションとなり、安全確保の観点からセーフティカー先導でのスタートとなった。

 セーフティカーは3周目終わりに解除となり、4周目にリスタートを迎えると、ポールポジションスタートの片山がポジションを守ったまま1コーナーを通過。2番手に古谷、3番手に三浦、4番手にルッカ・アレン(Sutekina Racing)と予選順位のまま続く。

 そんななか、12番手で続くDRAGONがマシントラブルによりピットイン。修復を経てコースに復帰するも上位争いからは脱落してしまう。

 中盤、片山と古谷のトップ2台は一進一退の攻防を繰り広げる。古谷は前日の第1戦を上回るハイペースで片山を追うも、勢いは片山にあった。毎周着々とギャップを広げた片山は古谷に対し2秒161差を保ち、18周目のトップチェッカーを受けてFRJ2連勝を決めた。2位には古谷、3位は今季初表彰台となった三浦愛が獲得している。

 マスタークラスはクラストップの5番グリッドからスタートした田中が初のクラス優勝を獲得。2位にはTAKUMI、3位には今田が続いた。

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第2戦岡山国際サーキット 決勝レース結果(編集部集計)

Pos M No Driver Car Name Laps Grid
1 6 片山義章 OIRC F111/3 18 1
2 28 古谷悠河 TOM’S YOUTH 18 2
3 8 三浦愛 ARTA F111/3 18 3
4 1 L.アレン Sutekina Racing 18 4
5 87 塩津佑介 Power s MP F111 18 11
6 M 39 田中優暉 ASCLAYIndサクセスES 18 5
7 M 96 TAKUMI B-MAX ENGINEERING FRJ 18 7
8 M 27 今田信宏 JMS RACING with B-MAX 18 9
9 M 7 畑享志 Super License 18 8
10 M 34 三浦勝 CMS F111 18 10
11 M 11 植田正幸 Rn-sportsF111/3 18 13
12 45 辻子依旦 PONOS Racing 17 14
22 伊藤鷹志 RaiseUPF111/3MT 14 6
M 30 DRAGON B-MAX ENGINEERING FRJ 6 12

天候:曇り 路面:ドライ/ウエット
ファステストラップ:片山義章(OIRC F111/3) 1’26.987(17/18)

FRJ第2戦はセーフティカースタートとなった
FRJ第2戦はセーフティカースタートとなった
片山義章(OIRC F111/3)
片山義章(OIRC F111/3)
古谷悠河(TOM’S YOUTH)
古谷悠河(TOM’S YOUTH)
三浦愛(ARTA F111/3)
三浦愛(ARTA F111/3)
2021年第2戦岡山、マスタークラスを制した田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)
2021年第2戦岡山、マスタークラスを制した田中優暉(ASCLAYIndサクセスES)
第1戦に続いて片山義章(OIRC F111/3)が優勝、古谷悠河(TOM’S YOUTH)が2位、そして三浦愛(ARTA F111/3)が今季初表彰台を獲得した。
第1戦に続いて片山義章(OIRC F111/3)が優勝、古谷悠河(TOM’S YOUTH)が2位、そして三浦愛(ARTA F111/3)が今季初表彰台を獲得した。

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