更新日: 2021.07.19 13:31
ポルシェカレラカップジャパン 2021第7/8戦富士 プレビュー
ポルシェカレラカップジャパン 2021 第7~8戦プレビュー
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第7~8戦を、スポーツランドSUGO(宮城県)で 2021年7月24日(土)、25日(日)に開催いたします。
今シーズンのPCCJは、4月10〜11日に岡山国際サーキットで開催された第1~2戦で幕を開け、5月2〜3日に富士スピードウェイで第3~4戦を開催。そして第5~6戦は5月29〜30日に鈴鹿サーキットでの開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い8月21〜22日に開催を延期した。
今シーズンは全11戦の開催を予定しており、今回のSUGO大会がシーズン中盤戦となるため、『プロクラス(Pro)』、『プロアマクラス(ProAm)』『アマクラス(Am)』の3クラスともシーズン後半戦の行方を左右する重要なレースとなってくる。
第7~8戦の舞台となるスポーツランドSUGOは、全長3.586㎞で、最大標高差は69.83mと日本のサーキットのなかで最も標高差が大きく、アップダウンを生かしたレイアウトが特徴。コース幅も狭く、タイトなコーナーが連続するためオーバーテイクポイントは限られており、最終コーナーからホームストレートにかけての10%登り勾配の争いは見所のひとつとなっている。
PCCJとしては昨年、2014年シーズン以来6年ぶりのレースを開催したが、天候不順のため予選はキャンセルとなり、2戦開催予定の決勝は1戦のみの開催となった。そのため、各ドライバーともSUGOでの走行経験は少なく、経験値による差はほかのサーキットほどはないといえる。
プロクラスは4戦終了時点で、2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒と昨シーズンPCCJ史上最多となる3度目のチャンピオンを獲得した#24 近藤翼がともに74点を獲得。しかし勝利数で、#60 小河が2勝、#24 近藤が1勝となっているため、ランキング上では#60 小河がトップとなっている。
それを追いかけるのが、開幕戦を制した#31 上村優太(66点)と、今年のポルシェジャパンジュニアドライバーであり第2戦で3位表彰台を獲得した大草りき(44点)。チャンピオン経験者のふたりが抜け出すのか、初チャンピオンを目指すふたりが逆転を果たすのか、注目される。
プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士がここまで3勝をマークして、78点でトップに立つ。ランキング2位は安定した走りを見せている#77 浜崎大で66点、3位は第4戦で優勝を飾った#98 IKARIで56点となっている。3人のドライバーの実力は拮抗しているため、SUGOでも素晴らしいバトルを展開してくれるはずだ。
そしてアマクラスは、今シーズンPCCJ初参戦ながら開幕戦を制した#84 Masa TAGAが68点でランキングトップに立つ。2位の#15 神取彦一郎は未勝利ながら安定した上位入賞で64点、3位は昨年初代クラスチャンピオンに輝き今年は2勝をマークしている#36 Sky Chenで56点、4位は同じく56点のベテランドライバーの#23 滝澤智幸、5位は今年PCCJ初フル参戦ながら第4戦で初優勝を飾った#62 Kumaとなっている。これまでのレースと同様、SUGOでも全ドライバーに優勝のチャンスがあるといえる。
PCCJ第7~8戦SUGO大会のスケジュールは、専有走行が7月23日(金)10時10分〜10時40分、12時50分〜13時20分と各30分間の2セッション。予選は7月24日(土)8時30分〜9時00分の30分間の1回のみ。そして決勝レースは、第7戦が24日(土)13時05分スタート(15周もしくは30分間)、第8戦が25日(日)11時40分スタート(15周もしくは30分間)となっている。