ポルシェカレラカップジャパン2021 第7/8戦SUGO 予選レポート
ポルシェカレラカップジャパン2021 第7/8戦(SUGO)予選レポート
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第7/8戦の予選を、スポーツランドSUGO(宮城県)で 2021年7⽉24⽇(土)に開催しました。
天候:晴れ 路面:ドライ
気温:27度 路面:36度(セッション開始時)
5月29〜30日に鈴鹿サーキットで開催を予定していたPCCJ第5/6戦は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い8月21〜22日に開催が延期された。そのため今回の第7/8戦SUGO大会は、5月3〜4日に開催された富士大会以来、約2カ月半振りの公式大会となる。今シーズンのPCCJはクラス区分が変更され、『プロクラス(Pro)』、『プロアマクラス(ProAm)』、『アマクラス(Am)』の3クラス制を導入。
プロクラスは、2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒が2勝、昨シーズンPCCJ史上最多となる3度目のチャンピオンに輝いた#24 近藤翼と参戦5年目の今年こそチャンピオン獲得を狙う#31 上村優太がともに1勝を挙げている。
プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が3勝、逆転チャンピオンを狙う#98 IKARIが1勝。アマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#36 Sky Chen(今大会は欠場)が2勝、開幕戦でデビューウインを飾った#84 Masa TAGAと第4戦で初優勝を成し遂げた#62 Kumaがともに1勝となっている。
予選前日の23日(金曜・祝日)の専有走行で、プロクラスは#24 近藤が1分23秒919と唯一の23秒台を記録してトップに。2番手は#60 小河、3番手は#31 上村が続く。プロアマクラスは、#25 内山が1分25秒217とクラス唯一の25秒台を記録してトップ。また、アマクラスは#84 Masa TAGAがトップタイムをマークした。
24日(土曜)、8時30分から30分間でPCCJ公式予選が行われ、開始時の気温は27℃で路面温度は36度。予選開始とともに11台のマシンが一斉にコースインし、3周目から本格的なタイムアタックが開始され、翌4周目に#24 近藤が1分23秒686のコースレコードをマーク。
それを#31 上村、#60 小河、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきが追いかける展開に。そして、ピットインを経てマシン調整とニュータイヤを装着した各車は、残り10分を切るとラストタイムアタックに突入。#31 上村が1分23秒681でトップに立つと、翌周には#24 近藤が1分23秒376で逆転し再びトップに。
#60 小河も1分23秒760をマークするが2人には追いつけず、#24 近藤がニューコースレコードでプロクラスのポールポジションを獲得。
#24 近藤は「ここまでいい感触なので、決勝ではスタートをきっちり決めて逃げ切りたいと思います」と語る。一方、2番手の#31 上村と3番手の#60 小河は、ともに「スタートが勝負」と語っているだけに、第7戦の決勝はスタートに注目したい。#91大草は4番グリッドからのスタートとなった。
プロアマクラスの第7戦ポールポジションを獲得したのは1分24秒750のクラスコースレコードを記録した#25 内山。「今日は第7/8戦でダブルポールを狙っていたので、第8戦のポールを逃してしまったのは悔しいです。この悔しさは決勝で晴らします」と、意気込みを語る。
また、アマクラスのポールポジションは1分26秒291のコースレコードを記録した#84 Masa TAGA。「決勝ではプロアマクラスのドライバーと勝負できるように頑張ります」と力強く語る。
予選中のセカンドベストタイムで決定した第8戦の結果は、プロクラスは#24 近藤、プロアマクラスは#98 IKARI、アマクラスは#84 Masa TAGAが、それぞれポールポジションを獲得した。
第7戦の決勝レースは24⽇(土)13時05分、第8戦は25⽇(日)の11時40分のスタートを予定しており、両日ともに15周もしくは30分間で競われる。