5日の第5戦を前に行われた公式予選2はドライコンディションとなり、古谷がポールポジションを獲得。2番手に大草、3番手に三浦愛が、4番手にはマスタークラストップの田中優暉が続いた。
スタートでは第4戦に続き、古谷がホールショットを守る一方、大草はまたもスタートで出遅れる。しかし、3コーナーで三浦愛をパスして2番手にポジションを戻した。オープニングラップを終えて、古谷と大草のギャップはは1.2秒あったが、2周目終了時点で0.750秒、3周終了時点で0.506秒と大草が古谷を追い立てる展開に。
しかし、3周目に田中の車両から白煙が上がり、S字コーナー脇にマシンを止めることに。この車両の回収のため、今大会初のセーフティカーが導入されることとなった。
6周目終了時点から再スタートが切られると、トップ古谷と2番手大草の首位争いはより激しさを増すことに。大草はリスタート早々の7周目、90度コーナーで古谷にオーバーテイクを仕掛けるが、古谷がポジションを守り切る。
レースは後半に差し掛かるも、古谷と大草はお互いにファステストラップを更新し合う激しい攻防戦を展開。しかし終盤にスパートをかけた古谷が大草とのギャップを1.3秒まで広げ、古谷が参戦19戦にしてフォーミュラ・リージョナル初優勝を獲得した。2位には大草、3位に三浦愛が続いた。
マスタークラスは、スタートでクラストップにおどり出た三浦勝(CMS F111)が、ライバルとのギャップを着々と広げ総合4位に入り、初のクラス優勝を獲得した。2位に植田、3位にTAKUMIが続いた。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第5戦ツインリンクもてぎ 決勝レース結果
Pos | Class | No | Driver | Car Name | Gaps | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 28 | 古谷悠河 | TOM’S YOUTH | 34’13.993 | 1 | |
2 | 45 | 大草りき | PONOS Racing | 1.349 | 2 | |
3 | 8 | 三浦愛 | ARTA F111/3 | 3.636 | 3 | |
4 | M | 34 | 三浦勝 | CMS F111 | 21.503 | 5 |
5 | M | 11 | 植田正幸 | Rn-sportsF111/3 | 26.820 | 6 |
6 | M | 96 | TAKUMI | B-MAX ENGINEERING FRJ | 28.329 | 7 |
7 | M | 7 | 畑享志 | F111/3 | 28.782 | 8 |
8 | M | 27 | SYUJI | B-MAX ENGINEERING FRJ | 40.408 | 9 |
9 | M | 23 | YUGO | S2R Racing | 1’36.393 | 10 |
M | 39 | 田中優暉 | ASCLAYIndサクセスES | 15Laps | 4 |
ファステストラップ
M 1’50.801(10/17) 155.988km/h No.34 三浦勝(CMS F111)
– 1’49.383(14/17) 158.010km/h No.28 古谷悠河(TOM’S YOUTH)
Start Time:12:53’37
Finish Time:13:27’50
※SC導入:4周目から2周回(T8での停止車両回収のため)





