インタープロトモータースポーツ プレスリリース

●第8戦優勝ドライバー 阪口晴南(#3 INGING MOTORSPORT)

「第8戦では勝つことができましたが、福住選手や山下選手の速さについて行けないのも分かっていました。ふたりが争っていたタイミングで、うまく隙をついてトップに立つことができましたが、レースがもう数周長かったら福住選手に抜かれていたと思います。本当にいいタイミングでふたりを抜くことができたのが、このレースの勝因です」

「チーム体制も良くて、クルマも凄くよくなっています。これまで鈴鹿でしか勝ったことがなくて、富士は苦手なコースだったのですが、今のクルマは富士でも速く走れるようになりました。もしかしたら鈴鹿では遅くなっているかもしれませんが(苦笑)」

「それにしてもIPSは面白いレースですね。国内のトップドライバーが勢ぞろいしている感じで、クルマも接近戦のバトルができるようなキャラクターで、僕にとってはとても勉強になるレースです。来年のことはまだ決まっていませんが、できればこのチームで参戦してチャンピオンを獲りたいと思っています」

●第7戦優勝/シリーズチャンピオンドライバー 福住仁嶺(#37 キーパー号)

「予選ではあと少しでポールを獲れたと思いますが、決勝レースでのロングランではペースが良いことは分かっていたので、無難にスタートしてチャンスを待つ作戦でした。ところが第7戦ではスタートで阪口選手にパスされてしまい、慌てて抜き返すことに専念しました」

「レース中盤までは山下選手を追い詰めていって、最後に逆転してトップに立つという、思い描いていた通りのレースになりました。第8戦では前半はバランスが良くなくてペースもなかなか上げることができませんでした。山下選手に先行されクルマも厳しかったのですが、最低でも2位で完走すればチャンピオンが確定すると頑張りました」

「チャンピオンを獲ることができてホッとしています。このクルマは前を走っているときはバランスがおかしくて大変なんですが、誰かの後ろから着いて行くときはとても安定して走りやすいんです。その理由を探っていくことがこれからの課題ですね」

第7戦で優勝、第8戦でも2位に入り2年連続でシリーズチャンピオンを獲得した福住仁嶺(中央)
第7戦で優勝、第8戦でも2位に入り2年連続でシリーズチャンピオンを獲得した福住仁嶺(中央)
第8戦で逆転優勝を飾った阪口晴南(右)
第8戦で逆転優勝を飾った阪口晴南(右)
第8戦を制した阪口晴南
第8戦を制した阪口晴南

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