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投稿日: 2022.05.28 21:33
更新日: 2022.05.29 01:36

ポルシェカレラカップジャパン2022 第5戦鈴鹿 決勝レポート


国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2022 第5戦鈴鹿 決勝レポート

ポルシェカレラカップジャパン2022 第5戦(鈴鹿)決勝レポート

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2022シリーズ第5戦の決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)で2022年5月28日(土)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27度 路面:35度(レーススタート時)

 28日午前中に行われたPCCJ第5戦の予選は、プロクラス、プロアマクラス、アマクラスと全クラスで鈴鹿サーキットのコースレコードが更新される熱い戦いが展開された。プロクラスは昨年4度目のシリーズチャンピオンに輝き、ここまで2勝を上げている#1 近藤翼が5戦連続でポールポジションを獲得。2番手には#7 山田遼、3番手には#60 小河諒が続く。プロアマクラスは#9 武井真司、アマクラスは5戦連続で#10 MOTOKI TAKAMIが、それぞれクラスコースレコードでポールポジションを獲得した。

 第5戦決勝は16時50分からフォーメーションラップが開始され、再び全車がグリッドに整列してシグナルレッドがブラックアウトすると熱戦の火蓋が切られた。プロクラスは、ポールポジションの#1 近藤が一歩で遅れてしまう一方で、3番手の#60 小河が好スタートを見せて1コーナーをトップで駆け抜ける。#1 近藤は、トップ#60 小河の背後に着けてテールトゥノーズで後方からプレッシャーを掛け続ける。だが#60 小河は焦ることなく、最後までトップを守り続けて今シーズン3勝目を上げる。最終的に2番手の#1 近藤との差は0秒233であった。

「スタートをうまく決めることができ、トップに立てたことが勝因です。近藤選手のプレッシャーもきつかったですが、逃げ切ることができました」と、#60 小河は喜びを語る。2位の#1 近藤は「スタートでエンジンストールしかけてしまい、出遅れてしまいました。何処で仕掛けるか考えていたのですが、付け入るチャンスがなかったですね」と、レースを振りライバルを称えた。

 一方、3位の#7 山田は「小河選手のスタートが抜群でしたね。でも、レース中に前の2台に着いていくことができなかったので、明日はセッティングを見直してみます」と、第6戦での巻き返しを誓う。今回のレース結果で、#60 小河が112点、#1 近藤が110点となり、#60 小河がシリーズポイントでトップに立った。

 プロアマクラスは、スタートでクラス2番手の#98 IKARIがトップに立ち、#9 武井が追いかける展開となったが、#98 IKARIは最後まで逃げ切って今シーズン3回目の優勝を飾る。「最後までミスをしないドライブを心掛け、優勝できて良かったです」と喜びを語る。2位に終わった#9 武井は、「今日はスタートがすべてでしたね……」と悔しさを滲ませる。

 そしてアマクラスは、#63 長嶋重登がラストラップのダンロップコーナーで#10 MOTOKI TAKAMIをオーバーテイクしてトップでチェッカーを受ける。ついに#10 MOTOKI TAKAMIの連勝をストップした#63 長嶋は、「今日はとても嬉しいです。チャンスを狙っていて、最後の最後で少し膨らんだところで前に出られました。やっと今シーズン初優勝ですが、ここから巻き返して行きたいですね」と、意気込む。2位に終わった#10 MOTOKI TAKAMIは、「今日はタイヤが厳しかったです」と悔しがる。

 PCCJ第6戦の決勝レース(10周もしくは30分間)は5月29日(日)11時35分のスタートを予定している。各クラスのポールポジションは第5戦と同じく、プロクラスが#1 近藤、プロアマクラスが#9 武井、アマクラスが#10 MOTOKI TAKAMIとなっている。なお、第6戦の決勝レースもポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)でライブストリーミング配信される。

ポルシェカレラカップジャパン2022 第5戦鈴鹿決勝
ポルシェカレラカップジャパン2022 第5戦鈴鹿決勝


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