引き続き、鈴鹿サーキットには強い雨が降り注ぐなか、15時43分に第5戦の決勝レース(予定周回数13周)はスタートを迎えた。トップの小川が失速を見せるも1コーナーのホールショットを守る。
一方、2番グリッドの大木、3番グリッドのンガトアも出遅れることとなり、6番グリッドスタートのシーツが一気に2番手に、そして5番グリッドスタートの岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)が3番手に浮上する。
小川が2番手シーツを4.390秒先行し2周目を迎えたが、その2周目のデグナーカーブで4番手を走行していたンガトアがコースオフ。グラベルに捕まりンガトアもマシンを降りたことからこの周よりSCが導入される。ただ、天候は悪化の一途を辿ったこともあり、SC先導で迎えた6周目に赤旗が掲示されレースは中断。
そのまま赤旗掲示をもってレース終了となり、小川がポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾ることとなった。2位にシーツ、3位に岩澤が続き、マスタークラス唯一のエントリーとなったMOTOKIは総合5位でフィニッシュを迎えている。
2023年のFRJ、次戦となる第3大会(第6戦〜第8戦)は6月10〜11日に岡山国際サーキットで開催される。






・2023年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第5戦鈴鹿サーキット 決勝正式結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 98 | 小川颯太 | Bionic Jack Racing F111/3 | 5Laps | |
2 | 27 | L.シーツ | Sutekina Racing | 0.623 | |
3 | 97 | 岩澤優吾 | Bionic Jack Racing F111/3 | 2.058 | |
4 | 45 | 大木一輝 | PONOS RACING | 2.925 | |
5 | 11 | M | MOTOKI | 47TRADING with Rn-sports | 4.485 |
6 | 14 | 渡部智仁 | HELM MOTORSPORTS F111/3 | 5.854 | |
– | 3 | K.ンガトア | Sutekina Racing | 4Laps |
天候:雨 路面:ウエット
規定周回数 3Lap
ファステストラップ
2’34.409(2/5) 135.288km/h #27 リアム・シーツ (Sutekina Racing)
M:2’35.573(2/5) 134.376km/h #11 MOTOKI(47TRADING with Rn-sports)
スタート時刻:15時43分43
赤旗時刻:16時02分11
フィニッシュ時刻:16時03分34(天候の回復が見込まれないためレースを終了)
SC導入時刻:15時47分43(1Lap)〜