翌23日午前に行われた第10戦決勝。スタートは小川が抜群の蹴り出しで1コーナーのホールショットを守る。2番手にトゥルーリ、3番手に奥住が続いた。オープニングラップから後続を引き離すべく小川はプッシュすると、2周目には2番手トゥルーリとのギャップを1.3秒にまで広げる。
ただ、トゥルーリもそこからペースアップ。9周目には1分51秒647というこのレースのファステストをマークするなど好走を続け、この周で小川とのギャップを0.6秒まで縮めた。一方、3番手奥住はトゥルーリから2秒離れてしまう。
13周目には小川、トゥルーリのギャップが0.5秒となり、2台はテール・トゥ・ノーズに。2台の接戦はファイナルラップまで続き、2台は並走してチェッカーを受けることに。0.01秒差で小川がトップを守り、ポール・トゥ・ウインで今季4勝目を飾った。2位にトゥルーリ、3位に奥住が続いた。マスタークラスはYUKIがトップ走行中にオープニングラップでマシンストップ。これで近藤が先行することとなり、そのまま近藤がクラス優勝を飾った。




・2023年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第10戦モビリティリゾートもてぎ 決勝正式結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Time/Gap |
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1 | 98 | 小川颯太 | Bionic Jack Racing F111/3 | 29’57.814 | |
2 | 14 | E.トゥルーリ | TOM’S FORMULA | 0.010 | |
3 | 97 | 奥住慈英 | Bionic Jack Racing F111/3 | 1.783 | |
4 | 27 | L.シーツ | Sutekina Racing | 23.377 | |
5 | 3 | M.サウター | Sutekina Racing | 34.576 | |
6 | 99 | M | 近藤善嗣 | KUJIRA Rn-sports | 42.742 |
7 | 18 | M | YUKI | NILZZ Racing | 4Laps |
スタート時刻:9時38分00秒/フィニッシュ時刻:10時07分57秒
天候:曇り コース状況:ドライ
完走周回数:12Laps
ベストラップ:#14 エンツォ・トゥルーリ 1分51秒649(9/16) 154.803km/h
ベストラップ(マスタークラス):#99 近藤善嗣 1分52秒359(16/16) 152.359km/h