投稿日: 2017.03.11 06:00
更新日: 2017.03.11 02:19

スーパー耐久もてぎは土・日で2レース開催。トップドライバー多数参戦でより賑やかに


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 これまでも多くのトップドライバーが参戦してきたスーパー耐久だが、今季はスーパーGT、フォーミュラ・ニッポンでタイトルを獲得するなど、国内トップドライバーとして知られる本山哲がST-3クラスに参戦する。

 ニッサン・フェアレディZでフル参戦する本山と、同クラスでトヨタ・マークXを走らせる服部尚貴とのバトルは、多くのモータースポーツファンが期待していることだろう。

本山哲がニッサン・フェアレディZでST-3クラスに参戦
本山哲がニッサン・フェアレディZでST-3クラスに参戦
ST-3クラスのトヨタ・マークX
ST-3クラスのトヨタ・マークX

 また、最高峰クラスのST-Xには荒聖治、星野一樹、吉本大樹、野尻智紀らが名を連ねているほか、09年のスーパー耐久チャンピオンである片岡龍也がチーム監督として復帰することがアナウンスされている。

 さらに、サポートレースのTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレースには、脇阪寿一が昨年に引き続き参戦することが決定。昨シーズンの86/BRZレースは井口卓人をはじめ青木孝行、平中克幸、織戸学などの現役GTドライバーも多数参戦しており、こちらも決して見逃せない。

■激戦区のST-XとST-4クラス

 ポルシェ911やフェラーリ488、ニッサンGT-Rなど世界中のメーカーが力を入れているFIA-GT3マシンで争われるST-Xクラスは、年々バトルがハイレベル化している。

 昨年は年間タイトルを獲得したスリーボンド日産自動車大学校GT-RをはじめとするニッサンGT-R勢の活躍が目立ったが、ライバルたちもやられっぱなしではないはずだ。

 ST-Xに劣らぬ激戦区なのがST-4だ。このクラスには、ホンダ・インテグラタイプRや同シビックタイプR、マツダ・ロードスター、トヨタ86、スバルBRZなど、お馴染みのスポーツカーが多数参戦している。

 クラス優勝争いはコンマ1秒で勝敗を分ける大接戦で、毎戦のように優勝を賭けたデッドヒートが繰り広げられている。

 前述したスーパーカーから、ST-5クラスのトヨタ・ヴィッツやマツダ・デミオといった大衆車まで、非常に幅広い車種のマシンが戦う姿を一度に見ることができ、同時にトップドライバーに会うことができるのもスーパー耐久の醍醐味である。

ST-Xクラスのフェラーリ488 GT3
ST-Xクラスのフェラーリ488 GT3
激戦区のST-4クラスを戦うトヨタ86
激戦区のST-4クラスを戦うトヨタ86


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