Le Beausset Motorsports プレスリリース

■決勝
3月12日(日)
天候/晴れ
コース状況/ドライ

 ポールポジション獲得の余韻を味わっていたのも束の間、5時間あまりで決勝レースのスタート進行が開始。小倉はグリッド最前列に、マシンを威風堂々と並べることとなった。監督をはじめチームスタッフや関係者の激励を受け、小倉は集中力を高めていく。

 1周のフォーメイションラップを経て、レッドシグナルの消灯とともに、小倉はそつのないスタートを決める。だが、予選2番手のドライバーが好スタートを切ったこともあり、1コーナーで2番手となるも、少しも遅れをとることなく続いていく。2周目に入るとヘアピン、90度コーナーでけん制をかけて、隙あらばいつでも行くぞとアピールする。

 その機会は早くも3周目に訪れる。5コーナーで鋭くインを差し、小倉はトップに浮上。そこから先はファステストラップを連発、7周目には予選タイムにもあと一歩と迫る、2分4秒725にまで短縮を果たす。

 そのまま2分4秒台での周回を重ねていったのに対し、2番手は逆に2分6秒台へとペースダウン。その結果、デビューウィンはもちろんのこと、8秒もの大差をつけるポール・トゥ・ウィンさえ達成することとなった。

 まずは最高の結果で開幕戦を終えたが、これに満足することは許されない。今回はピットで見守っていた上田とともに切磋琢磨し合って成長していくことが、またチームにとっては、この後に続くスーパー耐久、FIA-F4に勢いを重ねていくことが期待される。

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