オリバー・ベアマン プロフィール
●国籍:イギリス
●生年月日:2005年5月8日(19歳)
●身長/体重:185cm/78kg
2024年シーズン成績
●出走:3回(フェラーリ1回、ハース2回)
●優勝:0回
●表彰台:0回
●入賞:2回(フェラーリ1回、ハース1回)
●完走:3回(フェラーリ1回、ハース2回)
●PP:0回
●ドライバーズランキング:18位/7ポイント
通算成績
●F1デビュー:2024年第2戦サウジアラビアGP
●在籍チーム:フェラーリ(2024年サウジアラビアGP)→ハース(2024年アゼルバイジャンGP、サンパウロGP)
●出走:3回
●優勝:0回
●PP:0回
●表彰台:0回
●ファステストラップ:0回
●ドライバーズ選手権最上位:18位(2024年/フェラーリ、ハース)
イギリスのチェルムスフォードで2005年に生まれたベアマンは、8歳の時にカートを始めた。ベアマンの才能はすぐに開花し、2014年にカートマスターズ・ブリティッシュ・グランプリでトップ5に入った。2015年にはスーパー1・ナショナル・チャンピオンシップでもトップ5につけ、翌年には2位に入賞した。
その後もカートのレースに参戦を続けたベアマンは、2020年にシングルシーターのレースにステップアップを果たした。USレーシングからADAC F4(ドイツF4)にフル参戦し、選手権7位につけた。またこの年はイタリアF4にスポット参戦し勝利を挙げている。
2021年はファン・アメルスフォールト・レーシングへ移籍し、ADAC F4とイタリアF4にフル参戦して両選手権でタイトルを獲得した。この年の11月に、ベアマンはフェラーリのドライバー育成プログラムである『フェラーリドライバーアカデミー(FDA)』に加入。2022年にはF1参加のFIA F3にプレマ・レーシングから参戦し、スパ・フランコルシャンで1勝を挙げて選手権3位でシーズンを終えると、翌2023年にはFIA F2に昇格。選手権は6位だったが、引き続き所属するプレマの選手権2位に貢献した。
また2023年シーズンは、フェラーリと提携しているハースから、メキシコシティGPとアブダビGPでフリー走行1回目に参加した。シーズン終了後にはヤングドライバーテストでもハースのマシンを走らせた。
続く2024年もプレマからF2に参戦し、F1ではフェラーリとハースのリザーブドライバーを務めた。サウジアラビアGPでは、カルロス・サインツが虫垂炎により土曜日以降の出場をキャンセルしたことで、ベアマンは急遽サインツの代役としてフェラーリでF1にデビューを果たした。予選までに走ることができたフリー走行はFP3の1時間のみで、迎えた予選では11番手だったが、決勝レースでは7位に入賞し見事ポイントを獲得した。
7月のイギリスGPの前には、2025年にハースからF1にフル参戦することが発表された。そのハースでは、ペナルティポイントの累積により出場停止になったケビン・マグヌッセンに代わってアゼルバイジャンGPに出場し、最終盤の混乱を切り抜け10位に入賞。さらに体調不良のマグヌッセンの代役としてサンパウロGPにも出場した。シーズン中はフェラーリでカーナンバー『38』、ハースで『50』をつけたがが、2025年からは『87』を使用する。なおシーズンオフには全日本スーパーフォーミュラ選手権の公式/ルーキーテストにも参加した。
公式サイト:
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