リアム・ローソン プロフィール
●国籍:ニュージーランド
●生年月日:2002年2月11日(22歳)
●身長/体重:174cm/69kg
2024年成績
●出走:6回
●優勝:0回
●表彰台:0回
●入賞:2回
●完走:6回
●PP:0回
●ドライバーズランキング:21位/4ポイント
通算成績
●F1デビュー:2023年第14戦オランダGP
●在籍チーム:アルファタウリ(2023年オランダGP〜カタールGP)→RB(24年アメリカGP〜)
●出走:11回
●優勝:0回
●PP:0回
●表彰台:0回
●ファステストラップ:0回
●ドライバーズ選手権最上位:20位(2023年/アルファタウリ)
2002年にニュージーランドのヘイスティングズで生まれたリアム・ローソンは、7歳の時にカートをはじめ、2015年にシングルシーターのレースへステップアップした。2018年にADAC F4(ドイツF4)に参戦し選手権2位でシリーズを終えたが、ローソンには資金がなくその後のシートもなかった。
ニュージーランドに戻ったローソンは、2019年初頭にM2コンペティションからトヨタ・レーシング・シリーズに参戦。ここでローソンは最初のレースで優勝し、さらにはレース中の大胆なオーバーテイクを気に入ったレッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコがローソンとの契約を決断。ローソンはその後トヨタ・レーシング・シリーズのタイトルを獲得し、2019年はFIA F3やマカオGPなどを戦った。
2020年も引き続きF3に参戦し、2021年にはFIA F2に昇格。またF2と並行してレッドブルAFコルセからDTMドイツツーリングカー選手権にも出場し、3勝を挙げて選手権2位につけた。F2で2年目の2022年には選手権3位の座を獲得した。
また2022年には、Twitchでの配信中に人種差別的な言葉を使用したとしてドライバープログラムから放出されたユーリ・ビップスに代わり、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーに就任した。この年のメキシコGPではアルファタウリ(現在のRB)から、アブダビGPではレッドブルからそれぞれフリー走行1回目にも参加した。
2023年はアルファタウリが角田裕毅のチームメイトにニック・デ・フリースを選んだことで、ローソンのF1シートはなかったが、全日本スーパーフォーミュラ選手権にTEAM MUGENから参戦することになった。すでに2022年末のテストに参加していたローソンだったが、23年は開幕戦で勝利を飾ると、第4戦と第6戦でも勝利し、参戦初年度にしてドライバーズ選手権2位という輝かしい成績を記録している。
この年のアルファタウリは、成績不振によりデ・フリースをシーズン中に解雇し、レッドブルのサードドライバーだったダニエル・リカルドを起用した。しかしリカルドがオランダGPの初日のフリー走行で左手の中手骨を骨折したことで、土曜日からローソンが5戦にわたって代わりにステアリングを握ることになった。デビューレースを13位で完走したローソンは、その後シンガポールGPで9位に入賞した。
チーム名がRBに変わった2024年も、引き続きチームは角田とリカルドを起用。しかしシンガポールGPを最後にリカルドがチームを離れることになり、ローソンはまたもリカルドからシートを引き継ぐ形で終盤6戦を戦った。またシーズン終盤はレッドブルのセルジオ・ペレスの去就をめぐり、2025年もレッドブルがペレスの起用を継続するのか、あるいはジュニアドライバーの角田かローソンを起用するのか大きな話題となったが、レッドブルはローソンの起用を決断。ローソンはわずか11戦を戦っただけで、F1のトップチームへ移籍する。
公式サイト:
https://www.liamlawson30.com/
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