事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)とピレリは、カタールで完全な大失敗がかろうじて回避されたことを受けて、F1グランプリを開催するサーキットを承認するプロセスの一部に加わることになった。ベテランのサーキット設計者であるヘルマン・ティルケは、全体的なコース改修が行われていたロサイル・サーキットに“この2年間で30回以上”足を運んだと、レースウイークの始まる前に誇らしげに説明していた。
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