2023年シーズンで8年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。南北アメリカ大陸3連戦の初戦となるアメリカGPで、ハースはVF-23の大型アップデートを行った。現在のクルマとはコンセプトが異なる新しいパーツが投入されたが、小松エンジニアはこのアップデートについて、一部で進歩があったと語る。スプリント開催の慌ただしい週末のなかでも進歩が見えたのは、2024年に向けていい兆しとなったはずだ。アメリカGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。
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【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第16回】大型アップデートは「よくも悪くも想定通り」コンセプト変更で一部に進歩
Ayao Komatsu