事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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マックス・フェルスタッペンがブーイングにさらされたのは、アメリカGPが終了してRB19を降りた直後にジェンソン・バトンのインタビューを受けている時と表彰台に立っている時だったが、この件を厳重に警戒しているのはFIAとFOMだけではない。
メキシコシティGPのプロモーターにとってはさらに大きな問題が生じたことになる。彼らはメキシコでのホームレースにおいて、フェルスタッペンに対するいかなる嫌がらせも起きぬよう努めている。メキシコシティGPのプロモーターは1カ月以上前からキャンペーンを始めている。メキシコシティのいたる所で、また複数のテレビ局を通じて、「競うのはサーキットのみで」というメッセージによってファンたちに敬意を払うよう呼びかけている。
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