
対照的にメルセデスAMGは、Bスペックと言えるほど大量のアップデートを2回目のテストに持ち込んでいた。その中にはサイドポンツーンの形状やディフューザー、バージポードといった空力的に非常に重要なパーツも含まれていた。


だが、2回目のテストではこれらのアップデートを十分に使いこなせずに、メルセデスAMGのタイムが伸び悩んだ。したがって、テストでの結果を元にオーストラリアGPではメルセデスAMGはさらなるアップデートをしてくるはずというのが、メルセデスAMG有利説を唱える人々の根拠である。
果たして、メルセデスAMGがどんなアップデートをメルボルンに持ち込んでいるのか。そして、フェラーリはどんな進化を遂げているのか。開幕前日の車検に注目したい。