●サンパウロ最速決戦
FP1で最高速を記録したのはアルピーヌで336km/h、レッドブルはモナコ仕様のリヤウイングにも関わらず333km/hをマークしたようだ。なお苦戦続きのアルファタウリは329km/hと、数字から見ても劣勢がうかがえる。
●混沌の金曜日
FP1ではマクラーレンのランド・ノリスとハースのニコ・ヒュルケンベルグが接触するハプニングが。昨年同様に今年も予測不可能な週末になることを予感させることに。
ピット出口ではアルピーヌのピエール・ガスリーが、コースインのタイミングを調整していたメルセデスのジョージ・ラッセルに追突しかけることに。
そして始まろうとしていた予選、コース上にデブリが散乱していたことからコース清掃のためセッションがディレイに。これがのちに大きな影響を与えることに。
Q3では上空が真っ暗になり「まるで夜だ」とラッセルは無線で告げる。その後は大雨となりセッションは赤旗終了。Q1のディレイがなければ、などたらればを挙げればキリがない。
ワンチャンスをモノにしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンはさすがの一言に尽きる。またこの混沌とした状況を制したアストンマーティンのランス・ストロールが3番手グリッドを獲得。久しぶりの笑顔だ。
ところでストームが襲来しグランドスタンドのテントが吹き飛ばされてしまうことに。観客がいたらと思うとゾッとする。