投稿日: 2017.03.23 17:49
更新日: 2017.03.23 17:50
更新日: 2017.03.23 17:50
F1オーストラリアGP 木曜会見:不機嫌なアロンソが漏らした今の本音
Mineoki Yoneya
これを無言で聞いていたアロンソは、「僕はなんでも良いよ」と言った後に、「みんな同じエンジンにするとか、どう?」とまた自虐的なボケとも本気ともつかない一言を放ちます。
すると隣のハミルトンは「それには同意できないね。ホンダじゃイヤってことでしょ?」と具体名を挙げてしまい、会場からは「オォ~!」と驚きとも感心とも取れる声が漏れました。
ベテランドライバーが最後まで不機嫌そうな表情を崩すことなく前半30分のセッションが終わると、後半はバルテリ・ボッタス、フェリペ・マッサという移籍&出戻り組みの2人と、ランス・ストロールとエステバン・オコンというフレッシュな顔ぶれに。
例年ならば、タイトル争いが期待されるドライバー2~3名と地元ドライバーや新人ドライバーという人選でしたから、基本的な路線は踏襲しながらも、4人+4人という前後半制になったことでより幅広いドライバーが選ばれるようになり、今回の改革は好評だったようです。
これまで記者会見が終わるまで待っていたTVクルーの待ち時間が解消されたことや、TV囲みがファンの目の届く場所で行なわれるようになったことなども好評。
リバティメディアによる買収に伴って様々な改革が進められているF1ですが、昨年の日本GP木曜会見中にハミルトンが写真アプリで遊んでいた“スナップチャット事件”によって改良の必要性が指摘されたFIA会見も、その改革の対象になったというわけです。
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