投稿日: 2023.11.17 07:06
更新日: 2023.11.17 07:07
更新日: 2023.11.17 07:07
F1技術解説:アストンマーティン低迷と復調の理由(2)アロンソの表彰台は真の復活を意味するのか
翻訳・まとめ 柴田久仁夫
Kunio Shibata
南北アメリカ3連戦の最終戦F1サンパウロGPで、フェルナンド・アロンソが8月のオランダGP以来ほぼ3カ月ぶりに表彰台に立った。これははたしてアストンマーティンの復調を意味するのか。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが分析、マシン細部の画像も紹介する。
─────────────
■メキシコとブラジルではハイブリッド仕様を走らせる
メキシコシティで、アストンマーティンは新型ディフューザーと旧型フロアを組み合わせる試みに出た。そして続くサンパウロGPでも、その仕様とはわずかに異なるものの、再びハイブリッドバージョンを走らせた。
「正直なところ、20回レースを走ったとして、同じパッケージを二度走らせたことはない」とパフォーマンスディレクターのトム・マッカローは言う。