■レッドブル
マックス・フェルスタッペン 予選=5位
全体的に厳しい週末になっている。望んでいたほど走りこむことができなかった。予選で初めて、妨げられることなく連続してまとまった数の周回を走ることができたようなものだ。
今朝はバランスがあまりよくなくて、リズムを見つけることができなかった。それでいくつかのことを試してみたら、残念ながら思ったような効果が出なかった。予選に向けていくつかポジティブな要素を見つけ、1周1周築き上げていき、それによって改善することができた。バランスはよくなり、とてもいい予選を走ることができた。今はマシンのバランスは改善したけれど、もっと向上させなければならないのは明らかだ。パワーだけの問題ではない。ストレートで効率のいいマシンを作ったから、コーナリングでグリップが低下してしまう。

開幕戦ではだいたいこの辺の位置だろうと予想していたからがっかりはしていない。明日は素早くクリーンなスタートを決めて、前のドライバーたちを最後まで逃がさないこと、それが僕にとって重要だ。それができれば何かチャンスが生まれてくるかもしれない。今夜も改善のために取り組み、明日の決勝のためにもう少しペースを見つけたい。
(ロイター報道の発言で)まだパワーは劣っているし、グリップレベルもフェラーリやメルセデスと同じレベルには達していない。明日はいいスタートを決められるかどうかにかかっている。フェラーリとメルセデスにチャレンジできるようなペースはないからね。現実的に考えるとそうなる。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=6位
満足な1日だったよ。僕らにとっては、本当に信じられないような予選だった。ケビンが同じ位置にいないことは残念だけど、マシンはここ最近よりも好調だ。週末をとおして、いくらかの進歩があった。理解し、分析できる要素はまだたくさんあるものの、全体的には素晴らしい幕開けだ。
最初の予選が好調というのは良いことだ。マシンの改善を続ければ、早い段階で良いポジションにつけられるということだからね。そこが僕らの基準となって、接戦になる6番手から10番手で戦える。そのあたりにずっといられて楽しく過ごせるなら、素晴らしいことだよ。
明日のスタートがどんな感じになるのかは、まったくわからない。練習では、うまくいったこともあれば、そうではなかったこともある。1回目となる明日は、成功するといいね。
