リカルド「母国で負の連鎖に苦しむなんて。ファンを中国に呼んでやり直したい」：レッドブル F1日曜
2017年F1オーストラリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはマシントラブルでリタイアした。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝＝リタイア
ホームグランプリでこんな週末を送ることになりがっかりしている。母国でのレースで次から次へといろいろなことが起こるなんて、これ以上悔しいことはない。予選でクラッシュしたことですでに不利な状況だったというのに、今日はウォームアップラップでトラブルが起き、決勝中にまた問題が発生した。どちらの場合も、マシンが止まってしまって、僕にはどうすることもできなかった。
だけどまだ開幕戦だから、ここから前に進めばいい。もちろん今はがっかりしているけれど、現状は変えられない。こういう状況は前にも経験しているから、明日の朝起きたら、中国に向けてやり気が高まっていると思う。
ファンには申し訳なく思う。僕が走るところを見たかっただろうからね。今週末ここまで来てくれて、僕を応援してくれたファン全員に心から感謝している。僕が止まってしまった時ですら、僕の名前を叫んで、声援を送ってくれた。それが大きな助けになった。おかげで今はずいぶん気持ちが晴れた。それも、彼らの応援があったからだ。だから皆に心から感謝したい。
それから、チームの皆は今週末、長時間にわたって作業して、僕をコースに送り出すために頑張ってくれた。なのについてないことにいい結果を出すことができなかった。
マックス（・フェルスタッペン）の決勝中のペースは多少心強いものだったから、今日の結果よりは、本来はいい状態なのだと思う。でもまだ少しパズルのような感じで、答えを見つけようとしているところだ。
もしもオーストラリアの人で、まだ元気が残っている人がいたら、中国に来てくれないかな？ 今日よりいいレースをするところを見せたいんだ。
