投稿日: 2024.01.09 08:14
更新日: 2024.01.09 08:17
更新日: 2024.01.09 08:17
【F1チーム別技術レビュー:アルファタウリAT04(1)】“最も遅いマシン”の汚名を返上。イギリスの新フロアが転機に
翻訳・まとめ 柴田久仁夫
Kunio Shibata
2023年F1各マシンのシーズン通しての変化を、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルがまとめた。まずは、アルファタウリAT04の進化を、2回に分けて伝える。
────────────────────────────────
デビュー直後のアルファタウリAT04は、明らかに素性の悪いマシンだった。しかしシーズン終盤には、コンスタントにトップ10内に入るまでに進化を遂げる。グリッド上で最も遅かったのが、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐ、5番目に速いマシンになったのだ。着実な開発と、レッドブルRB19からいくつかのパーツを移植されたおかげだった。