「ファクトリーでは、マシンが改良されていくところを実際に目にすることができる。ダウンフォースに関しても、常に改善が続けられている。とてもエキサイティングだよ」
「そこが僕らのチームとしての強みだ。これから手に入れるものが何かを知ることができる。他のスタッフ全員を代表する発言はできないけど、僕らは前進しているよ」
メルボルンではハースのロマン・グロージャンが予選で6位につけ、決勝ではウイリアムズ、フォース・インディア、トロロッソの各チームがポイントを獲得した。ヒュルケンベルグは、現時点でルノーが「この集団の後方」に位置することを認めつつも、4位獲得が現実的な目標だという点でパーマーに同意している。
「手の届く位置にはいる。基本的にレースでは、これらすべてのチームとの戦になる。現実的ではあるけれど、当然ながら正しく行動していく必要がある。開発という部分では、適切なパーツを持ち込み、適切なツールを使って目標に向かっていかなければならないんだ」
ヒュルケンベルグは、厳しい開発競争の中で、ルノーがワークスチームである現状に安穏としていてはいけないと強調した。
「よりたくさんの、大規模なリソースがあるという状況は間違いなく有利に働く。それらを量的にも質的にも、きちんと機能させるべきだ。我々にはできるということを、証明しなければならない」