投稿日: 2024.01.22 18:10
更新日: 2024.01.22 18:20
更新日: 2024.01.22 18:20
メルセデスF1のTDアリソン、“ゼロサイドポッド”は「パフォーマンス不足の決定的な要因ではない」と語る
autosport web
Translation: AKARAG
メルセデスF1のテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは、チームが2022年と2023年初頭に苦戦した主な原因は急進的な『ゼロサイドポッド』設計にあったと広く考えられていることに異議を唱えた。代わりに、アリソンはメルセデスの全体的な“コンセプト”を苦戦の主な原因として挙げているが、これは多くの人々が持つ見解とは異なる。
メルセデスのゼロサイドポッドのアプローチは、空力効率を通じてパフォーマンス上の優位性を得ることを目指した大胆な動きだった。しかしこの設計には問題があることが判明した。ゼロサイドポッドは深刻なポーパシングやメカニカル上の問題につながり、2022年シーズンを通じてマシンパフォーマンスを妨げていた。だが、ジョージ・ラッセルがサンパウロGPで勝利を収めたことで、メルセデスは2023年に向けてゼロサイドポッドにこだわることを決めた。