投稿日: 2024.03.07 08:38
更新日: 2024.03.07 08:41
更新日: 2024.03.07 08:41
【F1技術解説】2024年型マシンの内部はどう変わったか(1)レッドブルRB20の冷却系とフェラーリSF-24の衝撃吸収構造
翻訳・まとめ 柴田久仁夫
Kunio Shibata
2024年F1開幕戦バーレーンGPで、今季型マシンが本格的な走行を開始した。注目5チームが投入したマシンと前年型との違いを、F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが観察、マシン細部の画像も紹介する(全2回)。
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■レッドブルRB20
エイドリアン・ニューウェイはRB20の開発にあたって、特に冷却系を完全に見直した。
水平の吸気口 (緑色の矢印) から入った空気は、去年のRB19のようにひとつのラジエターではなく、2016年のフェラーリとハースのように、V字形に配置された2つのラジエターに供給される。