Mineoki Yoneya

 レッドブル勢、サインツJr.、ペレス、マグヌッセン、パーマーはスーパーソフト、それ以外はソフトタイヤとタイヤ選択は分かれた。順位は首位ハミルトン、2位リカルド、3位ライコネン、4位フェルスタッペン、5位ボッタス、6位ベッテル、7位に好スタートで1周目に8位までポジションアップしていたアロンソの順位となった。

 セーフティカー先導中の7周目にボッタスがターン10出口でスピンし11位まで後退。その直後の8周目にレースが再開され、「トルクが全然ない!」と不満を訴えるライコネンをフェルスタッペンが悠々とパスして3位に浮上、ベッテルもライコネンの背後に迫る。

 その後方では、多くのマシンがタイヤの温まりに苦しむ中、最初からスーパーソフトを履いていたサインツJr.がファステスト連発の走りでアロンソを抜いて6位に上がる。

 上位5台が3秒にひしめく中、フェルスタッペンは11周目のターン6でリカルドのインを刺して2位に上がる。リカルドのペースが上がらずフェラーリ勢がこれに抑え込まれる間に、トップ2台は後続との差をジワジワと広げていく。

 三つ巴の3位争いの中では最後尾のベッテルが最も純粋な速さがありそうに見え、時折仕掛けようという素振りを見せるものの、レコードライン外はまだダンプ状態で決め手に欠ける状況が続く。

 20周目、ついにベッテルがターン6でライコネンのインに飛び込みパスして4位に浮上。22周目には同じターン6でベッテルがリカルドに仕掛け、インを守るリカルドに対してベッテルはタイヤをロックさせながらアウトから前に出て、ターン6の立ち上がりで両者はサイドバイサイドでタイヤ同士を接触させながら、ターン7でイン側を取ったベッテルが前に出た。

 28周目には2位フェルスタッペンに追い付き、バックストレートエンドで左フロントタイヤを激しくロックさせたフェルスタッペンを抜いて2位に上がった。

 フェルスタッペンはたまらず翌周ピットインしてタイヤ交換。これを皮切りに他車も2回目のピットストップを開始し、33周目にリカルド、34周目にベッテル、36周目にハミルトンがピットイン。

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