投稿日: 2017.04.11 07:15
更新日: 2017.04.11 12:38
更新日: 2017.04.11 12:38
メルセデスF1、中国GP優勝もフェラーリを警戒。「冬の混乱が不調の原因」とウォルフが説明
Translation:Akane Kofuji
「(フェラーリの)マシンは、バルセロナのコースに出た初日からとても競争力があり、タイヤも適した使い方ができているようだった。我々にはパフォーマンスを探り出すうえでいくつか障害があり、全体的に見て簡単なことではなかった」
「マシンの機能面で学ぶべきことがまだ多くあるというのは、エキサイティングだね。どのようにしてベストなポジションを獲得し、タイヤをどう使っていくかだ。すべてがこれまでよりも複雑になっているうえに、フェラーリも好調だ。けれども、これはモータースポーツが必要としていたシチュエーションであり、我々が受け入れるべきチャレンジなんだ」
ウォルフはフェラーリを脅威として真剣に受け止めているものの、開発が急速に進むことでチーム間のパフォーマンス差が変動すると予測している。
「(フェラーリは)オフシーズン中に並外れた仕事をこなしてきた。彼らのことは真剣に受け止める必要がある。メルボルンでもここ(中国)でも彼らは速かったので、そろそろ純粋なペースのパターンが読めてくる」
「パターンとしては、フェラーリとメルセデスがトップで接戦になるのだろう。ただこれは簡易的な予測なので、2カ月の間にまったく違うものになる可能性もある。新たなレギュレーションによって、開発はこれまでよりも急激に進む。普通なら1シーズンで1秒から1.5秒短縮されるが、今季はもっと多くなるかもしれない」
「今後の4、5戦では違うチームや、もっと多くのチームとトップで争う可能性もある」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています