オーストラリアGP後、ロサンゼルスで写真撮影をしていた時、ブラウンとの会話のなかで再びインディ500参戦の話が出たとアロンソは言う。
「ザックから別件で電話をもらった。話していた時に、インディ500に出場するという話題がまた出てきた」とアロンソ。
「僕としては、マクラーレンがインディ500へのエントリーを検討しているということがうれしかった。過去に何度か勝った経験のあるレースだ」
「ザックがこのプランを僕に話してくれた時はうれしかったけれど、2018年のことだと思っていた。だって2017年のインディまでは55日しかなかったからね」
その後、プランが急速に進行し、中国GPの金曜夜にアロンソはマネージャーとともにブラウン、ブーリエと話をした。
「もう少し真剣に話をした。やるなら土曜までに決断しようと決めた。そして土曜に僕はやろうと決めた」とアロンソは言う。
「これほど短時間で実現できるものなのか確信が持てなかったが、インディ、スピードウェイ、プロモーター、そしてアンドレッティ・オートスポートの大きなサポートを得ることができた」
「彼らの助けのもとで、2日間で実現した」
ブラウンは、アロンソがOKした後にインディへのエントリーに向けて具体的に動いたと語った。
「フェルナンドが『ホンダとともにインディ500に行こう』と言った時、『さあ、何とか実現させるぞ』と思った」
「インディカー、そしてマイケル・アンドレッティが非常に協力的に努力してくれた。また、ホンダのサポートなしには実現できなかったろう」
「この話はこんな風に始まり、今に至る。全員がわくわくしている」
インディカーのテストのプランはまだ決定していないが、アロンソは近いうちにダラーラのシミュレーターに乗りたいと述べている。4月23日のバーバー戦も訪れ、アンドレッティ・オートスポート、マシン、シリーズ自体に対する理解を深めたい考えだ。