ハミルトンは、アロンソがインディ500でどこまでやれるのか興味深いとして、当日はインターネットでレースを見るつもりだと語った。
「(F1とインディカーではレースとしての)性格が全く違う。セットアップ、バンク、リフトの仕方、タイヤの使い方、そういったものを短期間で学習しなければならない。たくさんのことをだ」
「でもフェルナンドは世界で最も優れたドライバーのひとりだ。(インディでも)ベストドライバーになれるかもしれない。ただ、経験が足りない。乏しい経験のなかでどう対処するのか、興味深いね」
かつてマクラーレンの一員で、現在ハースで走るケビン・マグヌッセンは、アロンソの立場に理解を示した。
「彼の状況は分かるから、理解できる行動だよ。すごくいいことだと思う」とマグヌッセンが語ったとロイターは伝えている。

また、アロンソのチームメイト、ストフェル・バンドーンは、バーレーンの木曜記者会見で「他のレースへのオファーを受けたらやりたいですか」と聞かれ、「今年のハンガリーGPの代わりにスパ24時間に出ることに決めているんだ」とジョークを飛ばした後、次のように語った。
「インディ500は戦略が重要なレースだ。去年アレックス・ロッシが、燃料をセーブして勝った。何が起きてもおかしくないよ。フェルナンドはクレバーなドライバーだ。自分のしていることは分かっている。トロフィーを持ち帰れたらいいね。そしたら彼にミルクをプレゼントするよ!」(注:インディ500の勝者はミルクを飲む慣習がある)