投稿日: 2024.06.18 20:04
更新日: 2024.06.18 20:05
更新日: 2024.06.18 20:05
F1パワートレイン事情:フェルスタッペンのERS系トラブル調査に時間がかかるワケ
Masahiro Owari
F1第9戦カナダGPでは、以下のドライバーが新しいパワーユニットを投入してきた。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
セルジオ・ペレス(レッドブル)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
エステバン・オコン(アルピーヌ)
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
ダニエル・リカルド(RB)
角田裕毅(RB)
8人全員がパワーユニットの主要4コンポーネントを3基目にした。昨年、ホンダが3基目のエンジンを投入したのは7月のイギリスGPだった。今年は約1カ月も早く3基目を投入した理由をホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎トラックサイドゼネラルマネージャーは、こう説明する。
「今年は信頼性向上のためのアップデートは計画していないので、どこでフレッシュエンジンを投入しても変わりないので、戦略的自由度が高い。フレッシュエンジンを入れる場合はスプリント・フォーマット以外のグランプリで、かつパワー感度が比較的高いところとなるので、おのずと決まってきます」