投稿日: 2024.07.22 02:11
更新日: 2024.07.22 08:45
更新日: 2024.07.22 08:45
【F1第13戦決勝の要点】ピアストリの初優勝に水をさしたマクラーレンの稚拙な判断と残念なチームオーダー
柴田久仁夫
2024年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースにて、オスカー・ピアストリがF1初優勝を飾った。チームメイトのランド・ノリスも2位に入り、マクラーレンは2021年第14戦イタリアGP以来となるワンツーフィニッシュを遂げた。
ポイントリーダーに君臨するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を実力でねじ伏せ、前戦シルバーストンのようなパワーサーキットから低速のハンガロリンクまで、あらゆる特性のコースでもマクラーレンのマシン『MCL38』が速いことも証明し、現時点で最強のマシンであることが、今回改めて周知されたと言える。
それゆえに、レース終盤に巻き起こったピアストリとノリスの順位をめぐるゴタゴタは残念だった。