翻訳・まとめ 柴田久仁夫 / Kunio Shibata

 カルロス・サインツが2025年の移籍先として最終的に選んだのは、ウイリアムズだった。来季に向けてのドライバーマーケットで常に話題の中心になっていたサインツには、アルピーヌ入りの可能性も十分にあった。なぜアルピーヌは、サインツを説得しきれなかったのだろう。

 今季ここまで6戦で入賞し、11ポイントを上げたアルピーヌではなく、入賞わずか2回、4ポイントしか獲得していないウイリアムズをサインツが選んだことに、驚いた人も少なくないだろう。遡れば、去年のアルピーヌはウイリアムズより92ポイント、さらに2022年には165ポイントも多く獲得している。何よりアルピーヌは、ルノーのワークスチームだ(ついでに言えば、サインツは2026年からアウディワークスとなるザウバーも無視した)。そこには3つの要因があった。

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