ブレーキのフィーリングには特に敏感なグロージャンによると、アップデート版は「まったくの別物」であり、安定性が改善したことでアタックがしやすくなったという。ただし彼は、現在ハースが抱えるブレーキの問題を解決する唯一の策は、早急にサプライヤーを変えることだと以前から述べており、別サプライヤーの製品のテストを心待ちにしていた。
チームは昨シーズンのブラジルGPでカーボン・インダストリー製品を試しており、グロージャンはこのブレーキを称賛している。
「他ブランドのブレーキに変えるのを楽しみにしている。昨年はそれで、ブレーキング終盤やコーナーに侵入する際の感触が劇的に変わったんだ。他にも改善された点が多くあるのかどうか、見てみたい。マシンの何を改善できるか、確認すべき項目はとてもたくさんあるんだ」