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投稿日: 2024.09.05 12:00
更新日: 2024.09.05 16:17

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入


F1 | 佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 台形デザインを採用した初代シビックですが、現在のスーパーGTにも参戦する現行型を思うと凄まじいギャップが。最近ではあまり見かけない、小型ボディに丸目のデザインが可愛らしいです。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 そして、奥へと進むとファン必見のホンダF1第二期のマシン(左からMP4/6、MP4/4、99T、FW11B)が見参。この時代にまだ生まれていない世代としては、この熱狂の時代のF1をリアルタイムで見てみたかったです……。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 クルマ以外にもこんなものも発見。ドライブの必需品であるカーナビの歴史はこの『ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ』から始まったそう。その主流が今ではスマホになりつつあるのは、なんだか不思議な感じもします。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 そして3階へ上がると時代はより最近の年代に。インテグラ・タイプR(DC2)やシビック・タイプR(EK9)はミレニアム世代やZ世代のファンにも馴染みが出てくるのではないでしょうか。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 夕陽がきれいな時間帯ということもあり、歴代のGTマシンたちがよりイイ感じに。いちばん手前のJTCC仕様アコードは、昨年auto sport誌でも特集しました。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 2007年に鈴鹿サーキットで前人未踏の1分49秒842を記録したARTA NSX。それから16年後の昨年3月の鈴鹿テストでは、同じく8号車が1分42秒台に突入。スピードの進化、凄まじいです……。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 進化といえば、こちらの“ホンダのアイコン”も。歴代のASIMO(アシモ)がこうして並ぶと、まさにロボットからどんどんと人間チックに進化してきたことが一目瞭然。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 2002年には二輪最高峰がそれまでのWGPから新たにMoto GPへと改名。4ストロークエンジンも再導入されることとなりました。こちらはその改革元年のシーズンで16戦中14勝を挙げ王者となったRC211V。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 こちらは2004年に佐藤琢磨選手がドライブしたBAR006と、2019年のレッドブル・ホンダRB15という胸熱な2台。エアロデバイスやボディサイズなど、時代ごとの特徴の変化に歴史を感じます。琢磨選手といえば、先日のスーパーフォーミュラ第5戦にも姿を見せていましたね。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

「涙が出そうですね。思い出が詰まったクルマですし、やはりいろいろと蘇りますよね。自分にとってもすごく懐かしいですし、こうしてマシンを置いていただけて幸せです」と、BAR006と再会した佐藤琢磨選手。

佐藤琢磨、愛機BAR006との再会に「涙が出そう」。リニューアルされたホンダコレクションホールに潜入

 近年では、すっかりイメージが定着しつつあるホンダジェット。ここまでのホンダの技術革新を振り返ってみると、Z世代がおじさん世代になるころには、空飛ぶクルマが街を飛び交っていたりもするのでしょうか。

■ホンダコレクションホール公式サイト:https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/


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