【F1速報からちょい読み】成功が頷けるマクラーレンの組織安定。人員＆設備強化で勝利を狙うアストンマーティン

　一方、2021年にチームを立ち上げて以来、アストンマーティンのオーナーであるローレンス・ストロールは、自分たちのF1マシンがグランプリで勝利し、ワールドチャンピオンシップ候補になることを望んでいる。

　そのためダン・ファロウズをレッドブルから、エンリコ・カルディーレをフェラーリから獲得し、さらにかつて最強のF1パワーユニットを開発した元メルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズのマネージングディレクター、アンディ・コーウェルとの契約に成功した。

　コーウェルは退任したマーティン・ウイットマーシュに代わり、グループCEOに就任。現在のところ、エイドリアン・ニューウェイもこのチームに参加する可能性が高い。

　チームの拠点であるシルバーストンの大規模なファクトリーでは、新設の風洞施設を含むセクションが次々とオープンし続けている。新しいスタッフを含め、すべての要素がフル稼働すれば、チームが大きな前進を見せる可能性は非常に高い。

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　F1速報2024年10月号では、選手権連覇に黄色信号が点るレッドブル技術部門の重鎮ポール・モナハンが語るRB20の現状、フェルスタッペンの相棒は誰になるのかといった来季へ向けたストーブリーグ情報、大躍進マクラーレンMCL38を中心とした各車のアップデート情報など、読み応えある企画が満載。

　とくに今号は5年ぶりにフェラーリがイタリアGPを制したこともあり、記念号の意味合いでもゲットする価値は十分だろう。F1速報2024年10月号は現在発売中だ。

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