F1アゼルバイジャンGP決勝終盤、表彰台争いをしていたセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツ(フェラーリ)が大クラッシュを喫した。スチュワードはこのインシデントを審議した結果、“レーシングインシデント”であると判断し、両者に罰を科さないことを決めた。
レース終盤、2番手から4番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ペレス、サインツが接近戦を演じるなかで、レースの最後から2周目に事故が起きた。ルクレールが2番手を守った後、サインツはターン1出口でペレスの前に出たが、その直後に2台は接触、バリアに激しくヒットした。幸いふたりにけがはなかったものの、その場でストップしたため、ペレスは17位、サインツは18位というリザルトになり、ノーポイントに終わった。