フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、マクラーレンのリヤウイングのデザインをめぐる論争について揺るぎない意見を表明し、その合法性はFIAにとって明確な問題であるべきだったと主張した。
マクラーレンの“ミニDRS”と呼ばれているデザインは、その屈曲特性を明らかにする車載映像がソーシャルメディアに投稿されたことで、精査の対象となった。第17戦アゼルバイジャンGPでのオスカー・ピアストリのマシンの映像では、リヤウイングの上部のパーツが負荷を受けて曲がることでスロットの隙間が広がり、抗力を減らしてトップスピードを上げていることがはっきりと示されていた。