投稿日: 2017.04.24 17:00
更新日: 2017.04.24 17:03
更新日: 2017.04.24 17:03
マクラーレン・ホンダ甘口/辛口ダブル評価 F1中国&バーレーンGP編
Masahiro Owari
ただし、MGU-Hが連続してトラブルを引き起こした原因はいまだ発表されていない。マクラーレンのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)も「ホンダは弱点がどこにあるのかを理解しようと全力でこの問題に取り組んでいる」と語っている。
だが、ホンダのチーフエンジニアを務める中村聡は、2日目にトラブルが起きなかった理由を次のように述べている。
「バーレーンGP週末にMGU-Hのトラブルに見舞われた後、われわれはこのテストまでの短期間で問題を分析しようと努力を重ねてきました。この分析に基づき、パワーユニットに対して暫定的な対応策を実装したところ、2日目の走行では改善されたことが確認できました。同時にこれは信頼性の改善だけでなく、ドライバビリティの向上とバイブレーション減少にも貢献しています。さらにテストではPUのセットアップに関しても前進が見られました」
つまり、テスト2日目にトラブルが起きなかったのは、単なる偶然ではなく、ホンダがなんらかの対処を行ったからだった。それがトラブルの原因かどうかは別の話だが、なんらかのヒントをつかんだことは間違いないだろう。
辛口編はF1速報WEBで連載中
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