投稿日: 2024.09.30 18:20
更新日: 2024.09.30 16:02
更新日: 2024.09.30 16:02
元チーム代表シュタイナーに対するハースの訴訟は棄却される。著書における写真素材の使用は商標侵害にあたらず
autosport web
Translation: AKARAG
ジーン・ハースが所有するCNC工作機械メーカーのハース・オートメーションは、元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーとの商標紛争で法的な打撃を受けた。アメリカの判事は、シュタイナーと彼の自伝『Surviving to Drive』に対する同社の侵害請求を棄却した。
5月にハース・オートメーションは、シュタイナーが正当な許可なくハースのブランドと商標を著書で使用したとして訴訟を起こしていた。同社は、表紙を含む本に使用されている写真素材が、連邦政府に登録された商標を侵害しているとして特に問題視した。さらに、この本が「(同社の)独占的知的財産権を侵害して」販売されており、今年1月には「少なくとも450万ドル(約6億4000万円)の収益が生み出された」と主張し、そのために多額の損害賠償を求めた。